医療法人社団健齢会 ふれあい平塚ホスピタルは、ふれあいグループの病院です。

医療法人社団健齢会 ふれあい平塚ホスピタル

【代表電話】0463-22-4105
(8:30~11:30/13:30~16:30)

リハビリテーションセンター

リハビリテーションセンター

リハビリテーションセンター

入院患者様への回復期リハビリテーションを休日についても行っております。

リハビリテーション(回復期リハビリテーション)

リハビリテーション(回復期リハビリテーション)[写真]

医師(病棟担当医師・リハビリテーション科医・整形外科医・循環器内科医・呼吸内科医・糖尿病内科医・総合内科医・外科医等)、看護師、看護助手、介護スタッフ、医療相談員と共にチーム医療を通じて、患者様の生活機能の改善に努めます。 回復期リハビリテーションではセラピストとマンツーマンで365日リハビリテーションを提供しています。

対象となる疾病により、日常生活の動作が困難になった方を対象に、患者様それぞれの状態に合わせたリハビリテーションを行い、自立支援・家庭・社会復帰などを積極的に支援します。

疾病名

入院期間

高次脳機能障害を伴った重度脳血管障害
重度頚髄損傷及び頭部外傷を含む多発外傷

最長180日

脳血管疾患・脊髄損傷等

最長150日

外科手術または肺炎等治療による
安静の為に生じた廃用症候群
(長期臥床により身体機能が低下した状態)

最長90日

大腿骨・骨盤・脊椎・股関節
または膝関節等の骨折

最長90日

大腿骨・骨盤・脊椎・股関節
または膝関節の神経・筋・靱帯損傷

最長60日

股関節または膝関節の置換術後の状態

最長90日

  • 患者様に他の疾病の併発が見られた場合、医師の判断においてリハビリより治療を優先することがあります。

リハビリの実施時間について

リハビリテーション(回復期リハビリテーション)[写真]

日曜・祝日も含め、365日実施しています。入院当日からリハビリを開始します。各療法1単位20分となります。

  • 疾患や状態を見て実施しますので患者様ごとで単位数は異なります。

当院ではリハビリテーションセンター以外の時間も(病棟での生活自体も)リハビリの一環として対応しております。

担当医師紹介

菅谷 睦[写真]

菅谷 睦Mutsumi Sugaya

常勤

出身大学

  • 高知医科大学

診療科

  • リハビリテーション科

専門分野

  • 脳血管障害

資格

  • ・日本リハビリテーション医学会認定臨床医・専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会専門医
  • 日本義肢装具学会専門医
  • 日本臨床神経生理学会専門医
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士(医師)
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医(肢体不自由・音声言語機能障害・そしゃく機能障害)義肢装具等適合判定医

医師コメント

  • 脳卒中後のリハビリテーションについて、わからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。

当科は、一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)に参加しています。この事業は日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すものです。

本院で治療を受けた患者さんへのお願い
一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database)に関する研究

理学療法(PT)

寝返り、起き上がり、立ち上がりといった基本動作や歩行動作の練習を行います。ストレッチや筋力強化などを行なう事によって痛みの軽減を図り、日常生活を楽に送れるようにしていきます。 また、福祉用具の選定や装具の調整、介助方法の指導も行います。

理学療法(PT)[写真]
理学療法(PT)[写真]
理学療法(PT)[写真]

作業療法(OT)

食事・トイレ・入浴等の毎日の基礎となる活動や買い物・料理・洗濯等の生活関連活動の練習を行います。また、余暇・趣味活動への参加を促進し活気のある生活作りを支援します。自助具等の作成によって、より行いやすい生活をサポートします。

作業療法(OT)[写真]
作業療法(OT)[写真]
作業療法(OT)[写真]

言語聴覚(ST)

脳卒中や頭部外傷などによって「読む・書く・聴く・話す」など言語の機能や発音(構音)に問題を抱えている方に対して、必要な評価(検査)に基づき、それぞれの症状に合わせた練習・指導を行い、コミュニケーションが取れるように援助しています。 また、食べる(飲み込む)ことに障害のある方に対する練習・助言も行っています。

言語聴覚(ST)[写真]
言語聴覚(ST)[写真]
言語聴覚(ST)[写真]

摂食・嚥下外来

摂食・嚥下障害に対する取り組み~「口から食べること」の重要性~

「摂食」とは、食べること全てを指す言葉で、「嚥下」とは飲み込むことです。「食べる」仕組みは複雑ですが、口からうまく食べられない状態を摂食・嚥下障害と言います。様々な障害により、食品や飲料をうまく飲み込めない方に対してのリハビリを行います。「食べる」という行為は、生活においてとても大きな意味を持つものです。あきらめずに食べる力の維持・回復を図っていきましょう。

摂食・嚥下外来[写真]
摂食・嚥下外来[写真]

ふれあい平塚ホスピタルにおける摂食・嚥下外来の流れ

摂食・嚥下外来の流れ[図]

当院は

厚生労働科学研究委託費長寿・障害総合研究事業

摂食嚥下関連医療資源マップ 医療機関一覧 に登録されております。

http://www.swallowing.link/

訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーション[写真]
訪問リハビリテーション担当者

病気やけがなどにより生活機能が低下した場合など、ご本人あるいはその家族などの介護者に対して、リハビリ専門職員が患者様宅を訪問し生活の支援を行うサービスです。

訪問リハビリテーション



通所リハビリテーション

通所リハビリテーション[写真]
通所リハビリテーション担当者

日常生活において、介護保険で要介護・要支援と認定された方に対して、心身機能の維持・回復を図り、自立支援に繋げるサービスの事です。

リハビリ専門職員が患者様に個別に関わり短時間でのリハビリを主にしたサービスとなっております。

通所リハビリテーション

トピックス

当院では、リハビリ専門医の指示のもとでリハビリスタッフが患者様一人ひとりに合ったプログラムを作成し、「デジタルミラー」「ウォークエイド」「IVES(アイビス)」といった最新の医療機器を導入した治療を提供しています。

デジタルミラー

デジタルミラー[写真]

デジタルミラーとは、本体(ミラー付ディスプレイ)と、バランス計(フォースプレート)からなる、リハビリナビゲーションシステム装置です。

ディスプレイに映るお手本映像と鏡に映った自分の姿勢や動きを確認しながらストレッチやバランス訓練が行えます。また、本体内蔵のカメラで動作の撮影が行なえるため、立ち座りや歩行時の一連の流れの一コマを抽出し、関節角度の測定が可能です。

それ以外にも運動しながらクイズに答える「犬の散歩」、重心移動で金魚をすくう「バランス金魚すくい」など、ゲーム感覚で楽しめるプログラムを内蔵しています。

ウォークエイド

ウォークエイド[写真]

ウォークエイドとは、下肢の神経及び筋肉に電気刺激を加え、足関節の動きを補助することでスムーズな歩行の獲得、又は脳血管障害(脳卒中)によって、歩行が困難となってしまった方の、歩行の再獲得の手助けをしてくれる医療機器です。

脳卒中治療ガイドライン2015において、「慢性期の脳卒中で下垂足がある患者には機能的電気刺激(FES)が勧められる(グレードB)」とあり、この機能的電気刺激にて、筋再教育、廃用性萎縮の防止・抑制、関節可動域の維持・増加、局所血流量の増加により、患者様の歩行能力の向上を目指します。使用方法を熟知したリハビリスタッフが、患者様の筋力・麻痺の程度に合わせて訓練内容や負荷量を調整しながらリハビリを実施していきます。

期待できる効果

急性期~回復期

  • 筋力増強
  • 関節可動性向上
  • 局所血流量の増加

回復期~維持期

  • 歩行速度の改善
  • 歩行時の身体への負担軽減
  • 歩行の質(安定性・対称性)の改善
v[図]

主な適応

  • 脳血管障害(脳卒中)
  • 多発性硬化症
  • 外傷性脳損傷
  • 脳性まひ
  • 脊髄損傷 etc…

禁忌・禁止

  • 心臓ペースメーカー等の体内植込み型医用電気機器や金属インプラントを使用している方
  • てんかんの既往歴または疑いのある方

IVES(アイビス)

IVES(アイビス)[写真]

IVES(Integrated Volitional control Electrical Stimulatorの略)

脳卒中などの脳血管疾患患者及び運動器疾患患者の随意運動を介助でき、リハビリテーションの可能性を広げる電気刺激装置の医療機器です。

急性期から在宅まで、患者様の状態や症状に対応する6つの治療モード。

パワーアシストモード
随意運動のみでは弱い力も電気刺激を加えることでより強い力となり発揮できる。
外部アシストモード
治療対象部位とは異なる部位の筋活動電位に比例した電気刺激を出力できます。非麻痺側の活動電位を読みとり、麻痺側に出力が可能です。

主な適応

  • 脳血管疾患や運動器疾患の方
  • 麻痺もしくは筋力が低下し、手足がわずかでも動かせる方
  • 感覚障害がないか、あっても軽度の方