回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟とは
![[図]](/fyh/images/rehabilitation/fig_rehabilitation01.png)
病気・怪我の発症から全身状態が安定した後も、歯学的・社会的・心理的なサポートが必要な方に対し。集中的なリハビリテーションを実施します。
寝たきりを防止し、日常生活活動を向上させるとともに、在宅復帰に導くことを使命とする病棟です。
![[図]](/fyh/images/rehabilitation/fig_rehabilitation02.png)
骨折などの運動器疾患、脳梗塞などの脳血管疾患、廃用症候群の方を対象とし回復期リハビリテーションを実施しています。リハビリテーションには専門的知識を有した、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)がチームとなり対象者様に最適なリハビリテーションを提供します。さらに医師・看護師・社会福祉士・介護士・ケアマネージャー・栄養士がチーム連携をとり、患者様の退院支援を行っていきます。また、当院ではご家族様をチーム連携に加え、情報の共有など一緒に退院支援が行えるように考えています。
当院回復期リハビリテーション病棟の特徴
365日体制
リハビリテーションはご入院から退院までの期間、休みなく毎日実施しています。
1日のリハビリ時間は1単位を20分間とし、各対象疾患により設定しております。
脳血管疾患 | 最大9単位(3時間) |
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運動器疾患 | 最大6単位(2時間) |
廃用症候群 | 最大6単位(2時間) |
病棟申し送り
毎日朝夕の病棟申し送りに参加し、前夜勤帯での状況確認及び当日変化内容等の情報共有を実施。
![[写真]](/fyh/images/rehabilitation/pht_rehabilitation04.png)
病棟カンファレンス
毎月1回、各職種が集まり患者様のリハビリ進行状況や身体状況の把握を目的に話し合いを実施しています。各医師ごとに日程を設定し実施。
![[写真]](/fyh/images/rehabilitation/pht_rehabilitation05.png?20240617)
ご家族さま参加型の定期カンファレンス
入院経過や今後の方針、ご家族様の希望など各方面からの意見を統合する話し合いの場を設けております。およそ入院から1ヶ月間隔程度でご家族様を交えて情報の提示や交換の機会を設け実施する。
場面に合わせた施設外(屋外)歩行練習
生活をする上で、外(屋外)を歩くということは至極当然の事でありますが、リハビリの観点では、デコボコ・少し斜め・段差・補装の質感においても歩くという部分には制御が必要となります。更には、あらゆる方向から歩いてくる人・自転車・車・信号・鳥・風など注意や制御をしなければいけないものも多くあります。
その上で必要な距離・時間を歩く体力が必要です。
外を歩くということはこれだけのことを無意識かつ意識的に判断する能力が求められます。そこで、当院では、場面に合わせた施設外(屋外)歩行練習を実施しています。
3つのコース(A・B・C)を必要に応じて選択し、実施します。
Aコース(病院大通り公園間のコース)
基本的なコースです。
開けた場所であり、まず外を歩くということに集中することを目的とします。その上で、デコボコとした道や階段、スロープ、信号・横断歩道など基本的な安全管理が必要なものがそろっているコースです。
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Bコース(伊勢佐木モール内コース)
人通りを想定したコースです。
細い道や様々な速度で歩いてくる人に対してルートを検討し、必要に応じては避けるという反応をしなければいけないコースとなっています。
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Cコース(長距離コース)
ある程度の体力を有している方を対象とした総合的なコースです。
当院から関内駅を通り抜け、横浜公園内を散策し「彼我庭園」を通るコースとなっております。
横浜公園前には長い横断歩道があり、自身の歩行スピードを検討し、待つ選択か進むのかという自身の身体機能の把握が必要となる場面もあります。更に、人通りや不整地など応用的機能が必要であり、最も距離の長いコースとなっています。
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