鏡視下手術

今現在注目されている鏡視下手術（腹腔鏡手術、胸腔鏡手術、内視鏡手術）も積極的に取り入れています。

鏡視下手術は高度な技術と知識が必要で、この二つが伴わないと低侵襲どころか大変危険な手術となります。

また腹腔鏡手術とは名ばかりで、ほとんど開腹手術と変わらない傷で手術している病院もあると聞きます。

当院では十分な技術と知識・経験に裏付けられた安全かつ患者さんにとってメリットのある鏡視下手術を目指しています。

当院で可能な腹腔鏡手術

食道良性疾患	逆流性食道炎、食道アカラシア
胃疾患	胃・十二指腸潰瘍手術、潰瘍穿孔腹膜炎に対する手術、良性胃腫瘍、一部の悪性腫瘍（早期癌を含む）
胆道疾患	胆石症、胆嚢炎、総胆管結石症
肝臓疾患	肝嚢胞
大腸疾患	憩室症（憩室炎を含む）、大腸悪性腫瘍（早期・進行大腸癌を含む）、難治性便秘症に対する大腸全摘術、直腸脱に対する固定術など
その他	（術後）腸管癒着症、腸閉塞（癒着、内ヘルニア、腸重積など）腹壁瘢痕ヘルニア、そけいヘルニア、その他おなかに関連するヘルニア、急性虫垂炎など、多種多様です。もちろんその他の疾患でも病状を十分に検討して、腹腔鏡手術が可能な場合もあります。

気胸、良性肺腫瘍、一部の悪性肺腫瘍（転移性肺ガンなど）

※現在のところ、胸腔鏡手術による原発性肺癌に対するリンパ節切除を伴う根治手術は施行しておりません。リンパ節切除を必要としない病変は胸腔鏡手術でも可能な場合がありますが、リンパ節切除が必要な場合は、開胸手術にて対応しております。