透析看護目標

• 外来並びに入院透析患者が安心できる環境を整え治療がスムーズに実施できる
• 外来透析患者様の日常生活状態を把握し、患者が抱える不安や相談に対し、一緒に解決策を考えることができる
• 入院透析患者様の状態観察を病棟看護師と情報交換し、必要な情報は共有することで透析前後の看護に生かすことができる

看護の特徴

• 透析ベッド数 30床（稼働29床） 看護師名・臨床工学士名・看護助手2名・クラーク1名・1日52床前後の透析を実施しています
• 1日 2クール（月水金・火木土 午前・午後）で実施しています
• 当院では、周辺地域の方に送迎サービスをしています（送迎料金は無料）
• 定期採血やレントゲン（一般撮影・CT・MRI）・超音波検査があり、定期的な経過観察を行っています
• シャントトラブルが起こった時は、専門医がシャント拡張術（PTA）や長期カテ－テルの処置が行えます
• 在宅支援の一貫として、当院訪問看護利用の他に家族の負担軽減の為、ショートステイ（短期入院）の利用ができます。透析患者様にとって安全・安心できる病院です
• 外来透析患者様は、自宅やクループ施設・近隣施設より通院される方もいます。

職員紹介

• 看護師の年齢層は幅広く、ベテランから未経験の看護師までおり働きやすい環境があります
• 新しく入職される職員をスムーズに受け入れる体制があります
• ママさん看護師は、時短勤務や自分の生活スタイルにあった働き方ができ易い環境です（保育室利用可）

透析診療チームの活動内容

現在当院におきましては、入院ならびに外来を合わせますと100名以上という大変多くの患者様が週3回の血液透析による治療を受けておられます。このため、当院では他のグループ施設にはないオリジナルのチーム医療として「透析診療チーム」を設置しております。透析診療チームは患者様の体調の変化に素早く対応し、状況に応じた透析条件や薬物治療の提案を行うことを主体とし、医師、透析室スタッフ、病棟スタッフ、技術部スタッフなどの連携を円滑にすすめることで、タイムリーかつ迅速に対応できる有効的で安全性の高い透析診療の提供を活動目的としております。具体的な活動内容としては、日々の患者様との会話から体調の変化をくみ取ることや、毎日の体温や血圧の変化のチェック、安定的な処方のモニタリングなどから始まり、月2回実施される血液検査の結果と現在の透析条件や治療薬服用状況を照らし合わせながら透析療法や薬物治療の効果を評価し、その時点での最適な治療方針を医師やスタッフに提案しています。お薬が変わる際には患者様に対して変更内容の説明や服薬指導を行っております。さらに、入院患者様の食事や水分の摂取状況を毎週チェックすることで、管理栄養士やNST（栄養サポートチーム）と連携しながら栄養や水分の適切な管理に向けて医師に提案を行っております。当チームは現在、医師に加えて看護師、薬剤師そして事務スタッフで構成されておりますが、このうち2名は医師事務作業補助者の有資格者です。看護師あるいは薬剤師の視点のみならず、医師事務作業補助業務を通じて円滑な診療が行えるよう透析診療にかかわる様々な場面でサポートを行っております。