予防接種のご案内
破傷風について
破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にひそんでいて、傷口からヒトへ感染します。 傷口から菌が入り体の中で増えますと、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんをおこしたり、死亡することもあります。 患者の半数は自分では気がつかない程度の軽い傷が原因です。 日本中どこでも土中に菌はいますので、感染する機会は常にあります。
予防接種の効果
破傷風トキソイドを含むワクチンである。 沈降破傷風トキソイドの基礎免疫(3~8週間隔で各々0.5mlずつ2回皮下接種する。 6~18カ月後にさらに1回0.5ml接種)が行われていれば,その後の外傷時に追加接種(0.5ml)を行うと十分な免疫効果が得られます。
予防接種の副反応
副反応局所の発赤、腫脹、疼痛、硬結など。 また全身症状として発熱、悪寒、倦怠感、下痢、めない、頭痛などをみとめることがありますが、いずれも一過性で2、3日で消失します。 ただ局所のしこりは1~2週続くこあがあります。 また稀にアナフィラキシー様症状の出現があります。
- 【参照リンク】
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- 厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/
- 一般社団法人日本ワクチン産業協会 http://www.wakutin.or.jp/