医療法人社団公仁会 大和成和病院は、ふれあいグループの病院です。

医療法人社団公仁会 大和成和病院

046-278-3911(電話受付時間/8:30~17:00 [日曜日・祝日・年末年始(12/31~1/3)除く])

病院紹介

特色

特色・理念

幸せな家庭のような優しさと
温かさに満ちあふれたケアと
環境を、すべての患者さまに

理念

「幸せな家庭のような優しさと温かさに満ちあふれたケアと環境を、すべての患者さまに実感していただくこと」「Tenderness(痛みの分かる優しさ)が病を癒すこともあることを常に意識しながら、施設の内容から医療の技術、スタッフの対応にいたるまであらゆる面において、患者さまの視点から『こういう病院で治療を受けたい』と思っていただける病院づくり」を理念としています。

特色

施設、スタッフともに心臓・循環器に特化した専門病院

当院は1996年に心臓病センター発足以来、心臓病治療に着手。心拍動下冠動脈バイパス手術では1515件(1996~2010年)、僧帽弁形成術では単独310件・複合495件(同)と、全国的にも有数の症例数を手がけるとともに、超高齢者の弁膜症手術、胸部大動脈瘤手術、全身性動脈硬化症に起因する多臓器合併症、腎不全症例の冠動脈疾患、弁膜症手術などの複合手術も積極的に実施しています。

年間手術件数は過去5年間に渡り、毎年400例以上の実績があります。また年間100例以上の心臓手術件数をこなす心臓外科執刀医と、それをサポートする麻酔科医が複数常勤し、どのような状況下においても常に万全な態勢を持って手術にあたれるように努めています。

僧帽弁形成術※、心拍動下冠動脈バイパス手術で実績

人工心肺を使用しない心拍動下冠動脈バイパス手術(Off-CABG)は、現在では冠動脈バイパス手術の標準術式になっていますが、当院はわが国でも先駆けて行ってきました。低侵襲手術である小切開開胸下心拍動下冠動脈バイパス手術(midCABG)や、midCABGと経皮的冠動脈インターベーション(PCI)を組み合わせることで短期入院期間を可能とする、冠動脈ハイブリッド治療も積極的に行っています。

また、僧帽弁閉鎖不全症に対する僧帽弁形成術も積極的に実施しています。当院では1999年10月に当院倉田医師が導入し、症例数は2010年までに292例に上ります。

※単独弁輪形成術を除く

24時間対応できる救急体制を整備

急性心筋梗塞における血管内治療の経皮的冠動脈インターベーション(PCI)はもちろんのこと、緊急を要する胸部大動脈瘤手術においても24時間対応できる体制を整えています。世界に通用する一定水準以上の心臓病手術を、24時間365日、ご提供できる環境を持ち続ける病院でいることが当院の存在意義であると確信しています。

常に患者さまとって優しい病院であり続ける

おかげさまで当院は、循環器内科や心臓外科の分野において、全国的にも高い評価をいただいております。これもすべて患者さまからいただいた信頼によるものと感謝の念に堪えません。当院のスタッフはすべての患者さまのご期待に沿える、理想の心臓病センターになるべく努力を惜しみません。

どのような設備を備えても、それを動かす「人」が「人」を治すのが病院です。「人」を診ることができる「人」でなければ、「心臓」を見ることなどはできません。地域住民の皆さま、遠方から起こしの患者さま、そして当院に関わるすべての人に、優しい病院であるべきと考えています。

万全のフォローアップで1日でも早い退院を目指す

心臓病手術後、狭心症・心筋梗塞後は身体的なダメージが大きく、それだけに手術直後からのリハビリテーションが早期回復、早期退院の鍵となります。また退院後もリハビリテーションを継続することで、二次予防(再発防止)が可能となります。当院は、「心大血管疾患リハビリテーション」の施設基準を有する施設として、心臓リハビリテーション科を設置。4名の理学療法士が入院から退院後まで一貫して患者さまのリハビリテーションにあたっています。早期のリハビリテーション導入により、1日でも早い社会復帰を目指した早期の離床(ベッドから起き、動けるようになること)、歩行などを可能としています。

スタッフのやる気と連携で患者さまを支える

有名な教訓に「1本の矢は折れるが3本に纏めると折れない」というものがあります。心臓外科医、循環器内科医1人の力では診療は成り立ちません。麻酔科医はもとより、技術力、知識、経験値の豊富な看護師、技師などの存在があってこそ、初めて患者さまの満足のいただける診療ができ得ると考えます。また心臓外科医もオールマイティな人間が1人いるのではなく、それぞれの得意分野、技術を持つ医師が切磋琢磨することも病院としての質を高める要素だと考えています。

当院ではスタッフの健康も食や休養を中心に積極的に考えています。それはとりもなおさず、スタッフが健康でいることが、患者さまに最高の医療を提供する原動力だと考えているからです。ですから、スタッフは「患者さまを治したい」「1日でも早く元気でご自宅に戻ってもらいたい」という高い意識を持つものばかりです。そのやる気と専門性を活かした連携で、これからも患者さまを支えていきたいと思っています。