心臓の病気あれこれ
検査について
CT(コンピュータ断層撮影)検査
CTとはComputed Tomographyの略称です。放射線を利用し、人体の断面像を得る検査です。
頭部CTでは脳や骨、血管などの情報が得ることができます。
胸部~骨盤CTでは肺、大血管、肝臓、脾臓、膵臓、胆道、消化管、腎臓、子宮・卵巣などの疾患に対して検査が行なわれ、5~10秒程度息を止めて撮影を行います。
心臓CTでは冠動脈の狭窄診断ができ、検査時間は20分程度です。
心臓カテーテル検査よりも検査時間が短いのが特徴になります。
造影剤を使用すると、血管を明瞭に描出し、動脈瘤や狭窄を診断することができ、病気の発見や状態を知ることができます。
また画像をコンピュータ処理することで、3Dの立体画像にすることが出来治療方針や手術の支援にも役立っています。