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桃の節句

日中は暖かい日も増え少しずつ春を感じられるようになってきました。
桃の節句ということで当ホームでもひな人形を飾り、館内の雰囲気も春らしく華やかになっております。

通りがかる入居者様からも『わぁ~キレイね~』『立派ね~』と声を掛けていただくことがあり、そんな時はすかさず写真を撮らせていただいております。

当ホームのひな飾りは七段のものですが、最近はお内裏様とお雛様だけのものもよく見るようになりました。

さて、このお内裏様とお雛様、天皇と皇后だということをご存じでしたか!?
内裏とは天皇の私的区域を指し、この内裏の中に紫宸殿(ししんでん)と呼ばれる正殿があるそうです。
ひな人形は紫宸殿でおこなわれる天皇と皇后の結婚式を模したお飾りだったんですね。
紫宸殿の前には右手に橘、左手に桜が植えてあったので、ひな段にも右近の橘、左近の桜を飾っているそうです。

天皇皇后は理想の夫婦。
ひな人形には良縁に恵まれますようにという願いが込められていたのですね!

いや~、至る所で毎年ひな飾りを見ていますが、初めて由来や意味を知りました。

「早く片付けないとお嫁にいけない」なんて言われることがありますが、今の時代にそんな迷信にうろたえる必要はまったくないと思いつつも3月4日にきれいに片付けました。

飾ってあると華やかなんですけどね~。また来年。

風景写真
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