【代表電話】0466-25-5911

診療案内

精神科・心療内科

メンタルヘルスデイケア

回復へのイメージづくりの第一歩

~must(ねばならない)思考から、will(したい)への転換

心が疲れているときは誰でも、“もっと頑張らなければ、“こんな位で弱音を吐いちゃだめ!”とmust思考で、~せねばと自分を追い込んでいるものです。当院デイケア・リワークプログラムでは、様々なプログラムを通して、そんな緊張でカチンコチンに凝り固まった心と身体をほぐしていきます。

楽になった心と身体で、自分らしく次の一歩(will)を踏み出してみませんか?

活動内容

様々な活動を通して、心身の調子を整える、体力・気力の回復、精神的な安定、仲間づくり、自信の回復、生活圏の拡大、社会的自立などを目指します。ひとりひとりの治療目標に適した多様な活動をご用意しています。

運動系プログラム例

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卓球
卓球を通して楽しく身体を動かしながら、他者とも緩やかにコミュニケーションをはかることができるプログラムです。緊張感が高い方、人と話すのに苦手意識がある方も無理なく参加できるため、導入プログラムにも向いています。
ボディワーク
身体を流体として捉え、身体に凍りついた緊張を抜いていくプログラムです。心身の凝り固まりをほぐして流していくことで心身一如の感覚を養います。
マインドフルネス(呼吸法・動作法)
マインドフルネスとは過去の失敗や後悔、未来の不安にとらわれがちな心を “いま”に定めることを意味します。当プログラムでは呼吸法や動作法を用いながら、そのとらわれから解放されリラックスしながらの集中状態を作り出していきます。

講座系プログラム例

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認知行動研究会
同じ事象に遭遇しても感じ方、受けとめ方は人それぞれ。深刻に受けとめ過ぎたり、深読みし過ぎたり、悲観的に物事を受け止める癖がある場合は、現実以上に深刻な解釈をすることにより「恐れ」「不安」「怒り」「恥」「被害感」「自責感」などのマイナス感情が生じるもととなります。当研究会では、こうした自分を追い詰める癖がある場合はそれをマイルド化して、より柔軟で大きな見方ができるように参加者一同で楽になる認知を検討していきます。
心理教育
社会に適応していくために「いい自分」、「できる自分」、「優しい自分」、「弱音を吐かない自分」で頑張ってきた人ほど身体や心が症状という形で悲鳴を上げているケースが多くみられます。当プログラムでは疾病理解、自己理解を深めることによって、本来の自分=セルフを取り戻していくことを目的としています。

コミュニケーション系プログラム例

ゲーム
人生ゲーム、モノポリーなどのボードゲームや、unoやトランプなどのカードゲームに興じながら、緩やかなコミュニケーションがはかれるプログラムです。
グループワーク
10人以下の少人数のグループで話し合うプログラム。近況報告を通してメンバー同士の理解を深めながら、他メンバーに訊いてみたいこと、聴いてもらいたいことなど、その時、その場に応じたテーマを毎回話し合ってます。コミュニケーションの練習の場として、自己開示、自己表現の場としてもご利用いただけます。

その他のプログラム例

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大人のぬり絵
有名絵画、レトロの街並み、可愛いキャラクター、静物画などの素材に色を塗ったり、フリーハンドで絵を描いたり、参加者自らが素材を選んで、丁寧に作品に取り組んでいきます。作品のタッチや色合いに心の状態が映し出されたり、作品に集中することでリラックス感が得られたりといった効果もあります。
合唱
発声練習として詩や文学作品を朗読したり、季節の歌を合唱したり、2部合唱曲にチャレンジする他、参加メンバー同士好きな楽曲を紹介し合ったり、発声や歌を通して緩やかなコミュニケーションが楽しめるプログラムです。歌が上手下手は一切関係なく、皆で声を合わせることを目的としています。

利用方法

利用の手順

  • お気軽にお電話を 0466-25-5911(代表)
    月曜~金曜日の15:30~17:00にお掛けください。
  • 見学・体験・説明
  • デイケア利用が決定したら主治医との相談
  • 当院の精神科外来を受診(転院の必要はありません。開始時のみです)
  • デイケア開始(初診の翌日からご利用いただけます)
デイケア利用料金表 H30.10.1現在
各種保険 利用
デイケア
自立支援医療 適用なし 自立支援医療 適用あり
3割負担 1割負担
開始1年以内 2年目以降 開始1年以内 2年目以降
2,480円 2,330円 830円 780円
  • 自立支援医療には、月額上限額が各個人に設定されています。外来・デイケア・薬局での自己負担累積額が月額上限額に達した時点で、その月の自己負担は終了します。
  • 外来とデイケアは診療報酬上、同一日に利用することが出来ません。
  • デイケア利用をする方には希望があれば昼食の提供を無料でサービスします。
  • 対象者は主治医からご紹介いただける方で、病名にはこだわらず受け入れを行っております。