検査項目についてABOUT INSPECTION

腹部エコー検査について

腹部超音波検査のご案内

腹部（みぞおちから脇腹のあたり）の臓器（肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓）を中心に異常や疾患がないかを調べます。

脂肪肝・胆石・胆嚢ポリープ・腎結石などの疾患の発見に有効です。

また毎年受診することで、脂肪肝などの生活習慣から起こりうる所見の変化を観察することも可能です。

超音波検査は身体的負担の少ない検査です。

安全で多くの情報を得ることが出来る検査ですが、肺・胃・腸など内部にガス（空気）を含む臓器は画像としてとらえにくいため、詳しくみることが出来ないという欠点があります。

検査方法

腹部全体に検査用ゼリーを塗って、プローブ(探触子)を当てて観察していきます。

  • 検査中、技師から「息を吸って、そこで止めてください」などお声掛けがあります。より観察をしやすくするためにご協力をお願いします。

検査前の注意事項

  • 検査前のお食事は6時間以上控えてください。
  • 飲みものは水かお茶を飲んでいただき、特に乳成分が含まれる飲みものは控えてください。
  • 飲食が原因で観察が難しくなる臓器があります。

超音波検査でわかる主な病変

①脂肪肝：肝細胞に脂肪が溜まったものです。

肝臓と腎臓に明暗の差があるほど、肝臓に脂肪が溜まっていることになります。

脂肪肝[写真]
正常な肝↓
正常な肝[写真]

②胆嚢結石：胆嚢内に形成された石のことです。

胆嚢結石[写真]

石があっても必ず症状があるわけではありません。

最も多い症状は、右肋骨の下あたりに痛みを感じます。

また、吐き気やだるさを感じる場合もあります。

③嚢胞：液体が溜まった袋状の病変の総称です。

嚢胞[写真]

肝臓・腎臓・膵臓・脾臓など多くの臓器にできるもので、良性病変ではありますが多発することもあります。

嚢胞が大きいと圧迫症状や破裂する危険性があります。

検査料金は5,500円（税込み）です。

他のオプション項目はこちらでご確認出来ます。