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特定保健指導とは?

あなたは、日ごろから体を大切にできていますか?

40歳以上の方は生活習慣病にかかるリスクが高くなっています。そのため、若い頃よりも食事や運動に気を使っていく必要があります。良い生活習慣を送ることが出来れば、高齢者になってもピンピンして元気で、健康的な生活が送れる確率が高くなります。

生活習慣病ってなに?

生活習慣病とは、バランスの悪い食事、仕事以外での有酸素運動(ウォーキング・ジョギング・水泳)の運動習慣がないストレス喫煙習慣がある、毎日の飲酒量が多いなど体に悪い生活習慣が原因で発症、進行する病気のことです。

生活習慣病の例:高血圧・糖尿病・脂質異常症・心臓病・痛風など

生活習慣病の中でも、高血圧や糖尿病、脂質異常症を発症する1つ前の状態が、メタボリックシンドロームです。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪(胃や肝臓、腸など)に脂肪がたくさん付いている状態で、ウエストが大きくなっている体型(りんご体型)のこと指します。

メタボリックシンドロームを発見するためにどうすればいい?

40歳~74歳で医療保険に加入している人が受けることができる特定健康診査や、会社で行っている健康診断があります。特定健康診査や健康診断の結果から、メタボリックシンドロームになっているかを判断していきます。

メタボリックシンドロームの診断基準:腹囲で男性が85㎝、女性が90㎝以上あった上で、血液検査(血糖・脂質)や血圧測定で診断。

特定健康診査や健康診断で、メタボリックシンドロームと判断された方は、特定保健指導を受けることができます。

特定保健指導ってなに?

特定保健指導とは、生活習慣病の発症リスクが高い人に対し、今の健康状態を知り、生活を改善するための取り組みを自分で継続して実践できるようにしていくことです。ひとりひとりに合わせた健康的な生活を送るためのアドバイスができる保健師や看護師、医師と生活習慣の見直しをしていきます。

特定保健指導には、動機付け支援積極的支援という2つの支援方法があり、特定健康診査や健康診断の結果によって支援の期間や方法が変わっていきます。

動機付け支援:初回時に1度面接を行います。現在の生活習慣の状況を聞きながら、食事や運動などで健康になるために、挑戦できそうなことを一緒に見つけて、目標を立てていきます。決めた目標を3か月挑戦して頂き、3か月後メールか手紙で体重減少などの成果を伺います。

積極的支援:動機付け支援よりも健診結果が悪かった方が対象となります。積極的支援も、初回時1度面接をして、現在の生活習慣の状況を聞きながら、食事や運動などで健康になるために挑戦できることを一緒に見つけ、目標を立てていきます。動機付け支援との違いは、目標の経過をメールや電話で2週間ごとにお伺いしていきます。3か月後にもう1度面接を行い、目標が達成されているか、見直しを行っていきます。さらに、2週間ごとに目標の経過をメールや電話でお伺いしていきます。最後、3か月後にメールか手紙で成果を伺います。積極的支援は、全6か月の支援となります。

積極的に保健指導を受けましょう!!

健康診断や特定健康診査を受けた方で、特定保健指導の対象となった方は積極的に特定保健指導をお受けください。一緒にお話をしながら、生活習慣の見直しを行っていきましょう。また、自分が対象となっているか確認したい方は電話やメールをお待ちしております。