検査項目についてABOUT INSPECTION
骨密度検査について
骨密度検査について
元気で歩ける身体を保つために
あなたの骨は大丈夫?
人間は年を重ねることで様々な組織が変化します。これは骨にも言えることで、年齢と共に脆くなってしまうのです。この状態が続き、症状が悪化すると骨粗鬆症という病気になり、日常生活に支障が出てきます。
しかし、骨粗鬆症は予防が可能な病気です。
骨密度測定装置(DEXA法)にて、骨の健康状態を知りましょう。
骨粗鬆症とは、カルシウム不足などにより骨の密度が減少し、骨が折れやすくなる病気です。
高齢者で、腰が曲がったり、背が縮んだりしている方をよくみかけますがこれも原因は骨粗鬆症からきているのです。
骨密度検査とはどのような検査ですか?
「骨密度」は、骨の強さを判定するための代表的な指標です。
骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定します。骨量(カルシウムなど)は20歳頃をピークにして年をとるとともに少しずつ減少していきます。そのため、この検査の目的は、「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」に対する診断や治療効果の、判定、投薬治療による骨量変化の観察をすることです。骨密度は若い人の骨密度の平均値と比べて骨密度が何%であるかで表されます。
検査時間は5分程度で、痛みもありません。
検査をお勧めする方
- 65歳以上の女性、・70歳以上の男性、
- これまでに転倒などの軽い衝撃により骨折を起こしたことのある方
- お酒を飲み過ぎている方(毎日 ビール 350ml缶 3本以上 または 日本酒 2合以上)
- 骨粗鬆症をきたす病気(関節リウマチ)にかかっている方や、ステロイド剤などを投与されている方
- 低骨量を呈する疾患(甲状腺疾患、糖尿病、慢性腎臓病、肝疾患など)
- 慢性的な栄養失調あるいは吸収不良の方
- 運動不足の方
- 痩せすぎてる方
*下記の図は、年齢における骨密度の変化の様子の図となります
当施設での骨密度の検査はこちらになります
| 骨密度検査DEXA法 | 骨密度を測定し、骨粗鬆症の診断をします。 |
4,400円 |
|---|
オプション項目はこちらになります
検査を受けるときの注意は?
1.検査時の格好について
正確に検査を行うために、以下に該当するものは取り外していただきます。
- 貴金属(ネックレス、時計など)
- 金属の入った下着(ブラジャーなど)
- ズボンやスカートのファスナー
- 湿布、カイロ、エレキバンなど
2.食事制限について
検査前の食事制限等はありません。
3.検査中について
息を止める必要はありませんが、体を動かさないようご協力お願いします。
4.その他
妊娠されてる方もしくはその可能性のある方は、事前にスタッフへお知らせください。
また、造影剤(バリウム等)が残留していると検査ができない可能性があります。
手術などで測定部位(腰)に金属が入っている場合には正しい測定ができません。
その場合は担当スタッフにお知らせください。
検査結果について
>骨密度の検査結果について紹介させていただきたいと思います。まず、図1のにおけるグラフは、左のグラフが背骨(腰椎)の結果になります。
それぞれのグラフ内における、
緑色あるいは黄緑色のところは正常範囲、
黄色あるいは橙色のところは骨量減少をあらわす範囲、
赤色のところは骨粗鬆症の疑いが十分にあるため医師の診察をお勧めいたします。
「骨粗鬆症」を予防するためには?
- カルシウムを多く含む食事を摂取する。
- 適度な運動により骨量を増加させる。
- 適度な日光浴をする。(カルシウムの吸収促進に必要となるビタミンDの増殖作用)
定期的に骨密度検査を受けましょう。
骨粗鬆症になると、骨折が起きるリスクが高まるので、早めに診断を受け、食事や運動療法に加え、場合によっては骨を強くするお薬による薬物療法を早く始めることが肝心です。特に女性では症状がなくても、50歳以上になったら定期的に骨密度を測りましょう。