腎性貧血
腎臓の働きが低下すると、腎臓からのエリスロポエチンの分泌が減り、赤血球を作る機能低下をおこすことにより貧血につながります。
腎臓は糸球体で血液をこし出して尿へ老廃物を捨て体内を清浄に保つろ過機のような臓器です。
腎臓には、下記の機能があります。
このような働きをしている腎臓ですが、機能の検査をする場合にどのような検査を行うか・・・
腎臓の機能は老廃物をろ過する力で評価します
基準値 | 男性:0.65~1.09mg/dl |
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女性:0.46~0.82mg/dl |
基準値 | 60%以上ml/分/1.73㎥ 糸球体が血液をどれだけろ過できているのかを示します。 |
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基準値 | 8~20mg/dl |
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基準値 | 尿潜血(―) | 尿蛋白(―) |
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腎臓の機能が悪くなると腎性貧血・高血圧・慢性腎臓病(CKD)といった病気につながる可能性があります。
腎臓の働きが低下すると、腎臓からのエリスロポエチンの分泌が減り、赤血球を作る機能低下をおこすことにより貧血につながります。
腎臓の働きが悪くなると余分な塩分や水分の排泄ができず、血液量が増加・血圧が上がります。血圧が上がれば腎臓への負担が増え、腎臓の機能低下という悪循環になります。
メタボリックシンドロームとの関係が深く、誰にでもなる可能性があります。
CKDの初期症状はほとんどありません。そのため気づかない間に進行しています。
ある程度悪化すると自然に治ることが困難です。
放置すると透析や腎臓移植をおこなわなければいけなる可能性もあります。
腎機能が低下するとビタミンDがつくられなくなり、腸でカルシウムがうまく吸収されず骨が弱くなっていきます。
喫煙・飲酒・運動不足・過労・ストレス・睡眠不足
バランスよく適量を食べ、肥満を防ぐ
タンパク質を過剰摂取しない
塩分のとりすぎに注意しましょう