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レカネマブ(レケンビ)フォローアップ外来開設のお知らせ
当院は、「レカネマブフォローアップ施設」として、投与開始から半年以上経た患者様へのレカネマブ投与が可能となりました
- *医師数の基準を充たさないため当院での初回投与はできません。
- *初回投与希望される方は、初回投与可能施設にご紹介することが可能です。
その場合は、当院「もの忘れ外来」を受診ください。
レカネマブは、 アルツハイマー病による軽度認知障害、早期アルツハイマー型認知症を対象とした新薬で、エーザイとアメリカの製薬会社バイオジェンが共同開発し、日本では2023年12月に保険承認されています。
アルツハイマー病は、アミロイドβという物質が脳内に溜まり、それが原因となり記憶障害や理解力の障害などが起こってくると考えられており、この薬はアミロイドβを除去することで、その進行を緩やかにすることが期待できます。2週間に1回、約1時間の点滴治療を18か月間行います。
初回投与のまえに、薬が効果を発揮できるかの判定のため、実際にアミロイドβが脳内に溜まっているかをアミロイドPET検査という画像検査か、髄液検査で調べる必要があります。
そしてアミロイドβが溜まっていると判定された方は初回投与できる施設でアルツハイマー病による軽度認知障害、早期アルツハイマー型認知症であることを診断し、治療を一定期間(6か月(14回投与))行っていただいた後は「レカネマブフォローアップ施設」として当院でもレカネマブ(商品名 レケンビ)を投与していくことが可能です。
今後、国の投与基準が変更になった場合お知らせします。
ふれあい鶴見ホスピタル