診療科・部門

看護部

回復期リハビリテーション病棟

病床数

50床

看護基準

15対1(15名)

看護補助者基準

30対1(8名)

特徴

脳血管疾患や大腿骨頚部骨折など急性期治療後、まだ、医学的・社会的なサポートが必要な患者に対し、多職種でチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施。

障害を抱えながらも希望する在宅生活を送っていけるよう、患者の心と体の自立に向け、家族と一緒に話し合い、退院準備をしていく。

4階病棟(一般病棟)

1. 入院について

ふれあい鎌倉ホスピタルの回復期リハビリテーション病棟に入院する場合は最初に医療社会サービス部(相談室)のソーシャルワーカーが入院相談をお受けいたします。

入院相談の後に、必要書類の送付や入院判定会議等を行い、入院という流れになります。

2. 回復期リハビリテーション病棟の使命と役割

回復期リハビリテーション病棟とは、回復期リハビリテーションを必要とする患者様を担当する病棟です。日常生活活動(ADL)の向上、寝たきりの防止、在宅復帰を目指し支援します。

リハビリテーションプログラムを、医師をはじめ各領域の専門スタッフが共同で作成します。

脳血管疾患や大腿骨頚部骨折など急性期治療後、医学的・社会的なサポートが必要な患者に対して多職種でチームを組んで集中的なリハビリテーションを提供いたします。

障害を抱えながらも希望する在宅生活を送っていけるよう、患者様の心と体の自立に向け、ご家族と一緒に話し合い、退院準備をさせていただきます。

3. 回復期リハビリテーション病棟へ入院できる「疾患」と「入院期限」

疾患名 入院期間

脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、脳挫傷、くも膜下出血のシャント術後、脳炎、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症など又は義肢装着訓練を要する状態

150日以内

※180日以内

(重症脳血管障害など)

大腿骨・骨盤・脊椎・股関節又は2肢以上の骨折もしくは手術後

90日以内

外科手術または肺炎等の治療時の安静による廃用症候群

大腿骨・骨盤・脊椎・股関節の神経・筋・靭帯損傷後

60日以内

股関節または膝関節の置換術後

90日以内

4. 入院相談から回復期リハビリテーション病棟への入院までの流れ

入院相談

相談員(ソーシャルワーカー)から、電話等での相談の上必要書類をいただきます。(診療情報提供書、検査データ、ADL情報等)

入院判定

医師による入院受入れの判断を行います。

入院日調整

患者さまの病状や状態にて入院する病棟・病室を調整いたします。

入院案内

当院の入院案内などの資料を一読していただきます。

入院

当日の病院に入院されましたら「病院正面から入った入院受付」にお越しください。

5. スタッフ人数

所属 職種 人数
常勤 非常勤 合計
看護部 看護師 11 12 23
看護助手 4 7 11
看護部 小計 15 19 34
リハビリ 理学療法士 35 0 35
作業療法士 11 0 11
言語聴覚士 7 0 7
リハビリ 小計 53 0 53
合計 68 19 87

6. 回復期の診療実績

(2023年1月~3月平均値)

1日の平均リハビリ単位数

6.7単位

1単位は20分とされているため1時間は3単位となります。

在宅復帰率

81.1

自宅退院またはそれに準じる施設も含みます。

重症者患者の受入れ率

77.8

重症患者とは日常生活機能評価表で10点以上となり日常生活が著しく低下している状態。

重症患者の改善率

64.9

重症者改善率とは、回復期リハビリテーション病棟に入院した重症者のうち、退院時の生活機能評価が入院時から比べ3点以上減点(改善)した患者様の 割合を示しています。

実績指数(アウトカム)

43.7

退院した患者さんについて、入院時と比べてどのくらい回復したかを点数化し、それに要した入院期間を所定の計算式に当てはめて算出します。実績指数の数値が大きいほど、リハビリの効果があったと言えます。※厚生労働省が示す基準は35点以上です。

7. 疾患別患者割合と平均在院日数

回復期リハビリ病棟 疾患別割合 平均在院日数
当院 全国平均
(2021年度)
脳血管疾患 41.2% 87.0日 83.1日
運動器疾患 47.1% 57.0日 55.0日
廃用症候群 11.7% 50.0日 55.8日

R2年新築の清潔な「ナースステーション」

4階病棟(一般病棟)

開放感のある広々とした「デイルーム」

4階病棟(一般病棟)

光が差し込む暖かさがある「入院中の病室」※4人部屋

4階病棟(一般病棟)

組織図・各部署の特徴