(1) 調剤業務

電子カルテシステムにより、オーダーされた処方箋を精査し、その記載事項に不備がないか確認をしています。患者様の状況を把握し、薬物の相互作用や配合変化に問題がないかも確認することで処方内容が適切か判断しています。

(2) 医薬品管理業務

医薬品の適正な在庫管理と品質管理を行っています。管理を行うために、日々在庫数量の確認・毎月末に棚卸をすることで、医薬品の使用期限や配置方法の確認を行い、安全に医薬品を使用できる体制を整えています。

(3) 医薬品情報管理業務

医薬品を安全かつ有効に使用するために、医薬品安全性情報やその他の医薬品情報を収集し、医師、看護師、薬剤師及び医療スタッフに向けて情報提供しています。また、月一回行われる薬事委員会では薬剤の採用や、薬事に関する問題を話し合い、医薬品の安全な使用について院内で情報を共有しています。

(4) 薬剤管理指導業務

入院される患者様の持参薬を鑑別し、当院採用の有無の確認と同時に代替薬の提案を行っています。また、服用中の薬の効果・アドヒアランス・副作用の発現状況を評価することで、患者様に安心してお薬を服用いただけるように努めています。退院時服薬指導では、帰宅後にお薬を正しく服用でしていただくよう詳しく説明をしています。

(5) チーム医療

• 栄養サポートチーム

  患者様の栄養状態を評価し、対象となる患者様に対して、医師、看護師、薬剤師及び医療スタッフで検討し、適切な治療や栄養療法の選択を行います。

• 院内感染対策チーム

  抗菌薬使用状況、耐性菌出現状況、手指消毒の使用状況などを調査、院内感染対策について医師、看護師、薬剤師及び医療スタッフで検討しています。

• 安全対策チーム

  院内で発生したインシデント・アクシデント事例を報告し、今後の対策について医師、看護師、薬剤師及び医療スタッフで検討しています。