チーム医療
回復期リハビリテーションチーム
チーム活動の目的
- 回復期リハビリテーション病棟の目的は、急性期治療を終えた患者様をご自宅のある「地域」に復帰していただくことです。
- 当院では、質の高い看護やリハビリテーションを提供することで、早期の自宅復帰を目指し、患者様の地域での活躍をチーム一丸で支援します。
活動事例
退院前訪問指導(家屋評価)の共有
家屋情報を共有し在宅復帰の促進へ
前年度から「退院前訪問指導」を開始自宅情報や問題点等の共有が課題
- 患者とともに自宅訪問し、そこで確認された問題点を回復期病棟の全スタッフで共有しています。
- その問題点に対し、病棟スタッフによる病棟リハビリにも落とし込むことで、病棟ADLを向上させ、早期退院を推進しています。
- 勉強会は経験の浅いスタッフにも在宅の問題点を学ぶ良い機会となるため、定期的に開催しています。
- 経験
-
- 患家(家屋)を知る
- 地域や生活を知る
- CMや業者との対応
- 福祉用具の知識
退院前訪問指導の実施例
自宅をイメージしたリハビリテーションの提供
手厚いリハビリの提供
- 病棟スタッフによるリハビリテーション
- セラピストによるリハビリテーション
評判の高い「回復期リハビリテーション病棟」とは、以下の項目で評価されます。
- スタッフの配置や人数
- セラピストによるリハビリが2~3時間あるかどうか。
基準を上回る人員配置があるかどうか。
- リハビリの質
- 実績指数や在宅復帰率が高いかどうか。
- リハビリ以外の生活
- 病棟スタッフによる病棟リハビリがあるかどうか。
レクリエーションなどイベントがあるかどうか。
- 立地
- 自宅から近いか、面会が自由かどうか。
上記の各項目の数値と全国平均値を比較することで評価ができます。
目標/基準 | 70%以上 | 40以上 | 30%以上 | 6.3以上 | 25以上 | 70%以下 |
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在宅復帰率 | 実績指数 | 重症者改善率 | 提供リハ単位 | 運動FIM利得 | 在棟日数率 | |
R4年度 | 83% | 43 | 65% | 6.1 | 29 | 67% |
R5.4月 | 95% | 45 | 60% | 6.8 | 33 | 72% |
R5.5月 | 95% | 40 | 57% | 6.9 | 26 | 67% |
R5.6月 | 81% | 42 | 57% | 6.2 | 30 | 70% |
R5.7月 | 91% | 43 | 89% | 7.1 | 27 | 64% |
R5.8月 | 71% | 33 | 60% | 6.7 | 19 | 60% |
R5.9月 | 88% | 40 | 44% | 6.5 | 30 | 75% |
R5.10月 | 96% | 45 | 46% | 6.8 | 31 | 69% |
R5:Ave. | 88.20% | 41 | 59.10% | 6.7 | 28 | 68.10% |
全国平均 | 79.00% | 45.2 | - | 6.3 | 24 | 53.90% |