医療法人社団 柏綾会 綾瀬厚生病院は、ふれあいグループの病院です。

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病棟のご案内

3階B病棟【回復期リハビリテーション病棟】 看護基準 15:1

院長挨拶

石代病院長[写真]

皆様、こんにちは。

私は当院の病院長の石代(コクダイ)と申しますが、この度、当院の回復期リハビリテーション病棟が14床増床し、合計38床のベッドをご用意致しました。

スタッフのご紹介を兼ねてペンを執らせていただきました。

今年度は新たな新人スタッフ10名を迎え、総勢44名のリハビリスタッフとリハビリ専門医が当院には在籍しています。

リハビリ科では新人スタッフの育成をしつつ、リハビリ目的で入院された患者様には、充実したリハビリが提供できるよう頑張っていく所存ですので、どうぞ宜しくお願い致します。

尚、今後は訪問リハビリも多くの患者様に提供していきたいと考えていますので、地域の皆様に少しでもお役に立てる病院のリハビリ部門となりますように、全力を尽くしたいと思います。

回復期リハビリテーションとは

医師、看護師、介護スタッフ、栄養士、リハビリテーションスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、医療相談員、事務スタッフがチーム医療を通じて、患者様の自宅・社会復帰に向けて、積極的に生活支援などを行います。

回復期リハビリテーションでは、土日祝日を含めて365日、充実したリハビリテーションを提供し、身体機能、及び日常生活動作能力の改善に努めます。

対象疾患

  • 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍 等
  • 義肢装着訓練を要する状態
  • 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷を含む多部位外傷
  • 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折、二肢以上の多発骨折
  • 外科手術又は肺炎等の治療時の安静による廃用症候群
  • 股関節又は膝関節の置換術後の状態
  • ※詳しくは、当院の医療相談員までご連絡下さい。

当院の回復期リハビリテーションの特徴

①回復期リハビリスタッフの対応

急性期からの継続したリハビリテーションを行います。リハビリスタッフは担当2人以上で対応し、自宅復帰に向けて、スタッフ間で綿密な情報共有を行っています。明るく、アットホームな雰囲気のため、患者様も穏やかに過ごせると思います。

②摂食・嚥下機能への取り組み

嚥下造影検査(VF)は、X線透視化で造影剤を含んだ食べ物を摂取させ、口腔~食道の動き、形態を評価する検査です。誤嚥の有無の診断に加えて、どのような食べ物をどのように摂取すれば安全かを判断します。

当院のVFでは医師、看護師、言語聴覚士、栄養士、放射線科がチームで取り組み、摂食・嚥下機能を細かく評価・訓練を行っています。

③透析治療が受けられる

慢性腎不全等により透析治療が必要な方も、当院にて透析を受けながら、リハビリテーションを受けることが可能です。

回復期リハビリテーションの実績

アウトカム

2020年6月度実績

36.8

自宅復帰率

2020年度

84%

アウトカムとは

診療報酬改定により、効果的で質の高いリハビリテーションを提供する為に、アウトカムが開始されました。

回復期リハビリテーションのアウトカムは、下記の式で求められます。評価基準は35以上になります。

アウトカム= FIM利得の総和/(在棟日数/算定上限日数)の総和

  • ※FIMは日常生活動作能力を採点する評価法です。FIM利得は入棟時から退棟時の上がり幅の数値です。

リハビリテーションの様子

リハビリテーションの様子[写真]
リハビリテーションの様子[写真]
リハビリテーションの様子[写真]
リハビリテーションの様子[写真]
リハビリテーションの様子[写真]
リハビリテーションの様子[写真]

患者様の一日の流れ

チーム医療

カンファレンス

定期的に、患者様のカンファレンスを開いています。担当スタッフが参加し、患者様の身体機能、病棟での生活、今後の目標・計画について話し合います。退院に向けて、自宅等で利用される介護サービス等の調整を確認していきます。

カンファレンスの様子[写真]
院長による脳外・廃用カンファレンス

自宅環境の評価

患者様がご自宅で安全に過ごせるように、担当者がご自宅に伺って、日常生活動作を確認し、必要な福祉用具の選定や手すり設置、段差解消等の提案を柔軟に対応させて頂きます。

回復期リハビリテーションにおけるチーム医療

当院では、チーム医療を通じて、患者様の在宅復帰に向けた自立支援を行っています。

医療チーム[写真]
チーム医療のイメージ[図]