クリニックについて

ご挨拶

市田隆文院長[写真]

湘南東部総合病院の院長として6年間勤めさせていただきました。

そして、本年4月1日より湘南東部総合病院と一心同体の湘南東部クリニックの院長として、勤務することとなりました。日々の暮らしで身体の異変を感じられたときに対応できるのが外来のあるクリニックであります。

このクリニックの語源を考えてみましょう、面白いですよ。古代ギリシャ語やラテン語に遡って考えますと、クリニックの“CLIN”という語幹は「横たわる」や「傾ける」という動作を意味する古代ギリシャ語が語源だそうです。 そこから患者が横たわる病床を表すようになったそうです。さらに病床が備えてある診療施設をも意味するようになったそうです。したがいまして、クリニックは語源に忠実に解釈すれば、入院病床の施設のある外来診療を行うところになりますが、日本では法律の決まりがあって「病院」は「20床以上の入院施設を持つ医療機関」の場合のみ表記とされています。

湘南東部クリニックで外来診療を行い、入院が必要になった場合は入院施設のある「病院(hospital)に紹介いたします。すなわち、すぐに湘南東部総合病院に入院ができるわけであります。

ついでに申しますと「hospital」は「客をもてなす所」が語源の言葉だそうです。

この4月に入ってから新型コロナウイルス(SARS-COV-2)による感染症(COVID-19)が猛威を振るっております。インフルエンザであれば高熱などの症状がすぐにでるので、自覚できますがこのウイルス感染はしばらくの間は症状が現われず、自分が感染しているか分からないあいだに人に移している可能性がある厄介な感染症です。

自分は大丈夫などと決して侮らないでください。そして、決してテレビなどの報道に煽られないでください。コロナウイルスのことを知っている専門家はいますが、新型コロナウイルスの専門家は一人もいないということに改めて気づいてくださいね。山中教授が提言されているように、無症状の方もすべてPCR検査によるウイルス検査を施行することで、陽性者が判明後隔離されて、むやみやたらに感染を助長することがなくなると思うのですが、なかなか思うに任せないのが現状です。

さて、

すべてこの感染症に対応していると、通常診療で緊急を要する患者を診ることに制限がかかります。そんなことは当然できません。湘南東部クリニックは医師67名をはじめ、看護師、検査技師、放射線技師、看護助手、事務職員を含めて総勢120名で地域住民のみなさまのために質の高い真っ当な医療を目指しております。どうぞ遠慮なく、困ったときにはクリニックを受診してみてください。

さて、

クリニックに来て知りました。素晴らしい経歴の専門医がたくさんいらっしゃる。地域の方々があまりご存じないが残念で、宝の持ち腐れです。昭和大学医学部糖尿病教室の教授、順天堂大学医学部循環器内科の教授、東京女子医科大学呼吸器外科の教授、同小児科の教授、四国がんセンターの総長、日本医科大学脳神経外科の教授、日本大学医学部呼吸器内科の教授、横浜市立市民病院の院長などそうそうたる地位の歴任者がその経験を生かして診療を行っています。もちろん、新進気鋭の中堅層の医師もバリバリと診療を行っております。

わたくしは肝臓病専門医として40年以上新潟大学、順天堂大学で診療を継続し、湘南の地で7年目に入ります。さらに、公益財団法人ウイルス肝炎研究財団理事長として、実際の肝臓病診療をこの地で行うことを誇りに思っております。

湘南東部クリニックはいわゆる総合診療クリニックを展開しておりますことをみなさまに再度お伝えしておきます。

令和2年4月10日

湘南東部クリニック・院長

市田隆文