乳腺外科
診療内容・特色
具体的に相談を受ける症状として“しこり(できもの)” “痛み” “はった感じ” “重い感じ” “乳首からの分泌”などがあります。 他にも“癌が心配”“検診を受けたい”とか“テレビ番組で見た”という方もおられます。
当科では乳房の良性の病気から癌に代表される悪性の病気まで幅広く診断、治療を行うことが可能です。 受診の際は電話で予約をとられてからおこしになることをお勧めいたします。
医師コメント
“乳腺“と難しく考えずに割と気軽に相談していただければと思います。 病院は「悪い病気を見つけにいく」場所とは限らず「なんでもないことを確認しにいく」場所としても利用していただきたいと思います。
診察あり・なし選択可!乳がん検診がより受けやすくなりました!!
毎年10月は乳がんの全世界的な啓発キャンペーンが開催される「ピンクリボン月間」です。世界保健機構(WHO)によると2020 年に世界の乳がん患者は約230万人で今までの最多となりました。日本でも約11人にひとりは乳がんに罹患すると言われるほど多く、部位別では女性のがん第1位となっています。しかしその約90%は早期がんと診断され、早期発見で約95%は治るがんでもあります。(※l)やはり検診を含めた早期発見が重要ということが言えます。
乳がんは30歳代から増え始め、ピークは40歳代から50歳代です。この年齢層はまさしく家事・育児や仕事に忙しい年代であり、自分のことは後回しになりがちで、体調も悪くなければ検診も受けていない方が多いのではないでしょうか。日々の飛ぶような生活に流されて、重要だとはわかっているけどそのうちにと思っている方、もう一度考えてください。いちばん大切なのは「早期発見・早期治療」です。
湘南東部総合病院では、多くの忙しい方により検診を受ける機会をもってもらおうと、乳がん検診の枠を9月から拡大しました。今までのマンモグラフィ(乳房撮影)+ 医師診察(視触診)は継続しますが、マンモグラフィ(乳房撮影)のみで医師の診察(視触診)なしの検診も選べるようになりました。受診者の都合に合わせた検診が可能です。対象者は茅ヶ崎市・寒川町の40歳以上の偶数歳の女性でお住まいの市・町から送付された受診券が必要です。
マンモグラフィのみの検診実施日は火曜日・水曜日・土曜日でいずれも午前・午後となります。予約制ですのでお電話での事前予約をお願いします。検診結果はおおむね3週間後に外来での説明になります。
湘南東部総合病院では2Dと比べより多くの乳がんを発見できると言われている3Dマンモグラフィ(トモシン セシス)を導入して検診の精度向上に努めています。
乳がんは早期発見・早期治療をすれば完治する可能性の高い病気です。少しでも多くの方の力になれるよう湘南東部総合病院は地域の医療に貢献いたします。
- ※1 日本乳癌学会「全国乳がん患者登録調査報告第29号
担当医師紹介
茂垣 雅俊もがき まさとし | |
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乳腺外科部長 |
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資格 |
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医師コメント |
専門は、『乳癌・乳腺全般・上部消化管』の手術、化学療法です。 外科医となる前7年間病理医として働いていた経験を生かし適切な治療を行っていきます。お気軽にご相談下さい。 『笑顔を絶やさず、患者様が話しやすい診療を心掛けます。』 |
岡村 卓穂おかむら たくほ | |
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医師コメント |
清原 光きよはら ひかり | |
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医師コメント |