脳神経外科(脳卒中センター)
①脳血管障害
脳出血
多くの脳出血の原因は、高血圧による脳の微小動脈の動脈硬化です。治療の基本は点滴治療ですが、外科的に血腫除去術を施行する場合があります。その方法は開頭もしくは内視鏡で血腫を摘出する方法がありますが、その両者には長所と短所が存在するため、病態や患者さんの状態にあわせて選択します。
当院では迅速に手術室への搬入が可能な体制を、麻酔科と手術室と構築し、予後改善に努めています。
![脳出血[写真]](https://fg-sthp.jp/images/department/neurosurgery/fig_cerebrovascular03_01.png)
術前CT(左)で脳内に血腫(白い部分)が確認されるが、術後CT(右)では開頭手術により除去されている。