診療科・部門

脳神経外科(脳卒中センター)

④機能性疾患

痙縮

痙縮とは、筋肉に異常な緊張が生じることにより、手足のつっぱりが起こる状態の事で、脊髄損傷・脳性麻痺・頭部外傷性および脳卒中後に生じます。その痙縮に対してITB療法が行われ、薬剤で症状を和らげることで、日常生活の活動の幅を広げ、生活を豊かにすることが可能となります。手術は腰椎からカテーテルを脊髄腔内に挿入し、痙縮和らげる薬剤のポンプを腹部の皮下に留置させます。
当院では脳神経内科を主体としてリハビリテーション科と協議し、手術適応を慎重に判断しています。