一般・消化器外科
診療内容・特色
一般外科疾患、消化器疾患、呼吸器疾患、乳腺甲状腺疾患、および末梢血管に対する診断治療を行っています。
患者様にやさしい医療を念頭に、なるべく負担が少なく、より効果的な方法を選択するために、十分に時間をかけて治療の相談に臨んでいます。
がんの手術は各疾患のガイドラインに沿った標準的な手術を基本として、高齢者の方には、暦年齢ではなく、実際の体力・体調に見合った手術、治療法を提案しています。
消化器外科(胃・大腸・胆道疾患)領域の手術では、3D腹腔鏡を用いた低侵襲手術を積極的に行っています。
専門外来
A.肝胆膵外来
肝臓や胆道(胆管・胆嚢)、膵臓の疾患すべてが対象です。次のような症状がある方や他院で病気を指摘された方はお気軽に受診してください。
- 皮膚や眼球の黄染(黄疸)、腹痛等の症状がある。
- 発熱や上腹部痛がある。
- 食欲不振や体のだるさが持続している。
- 血液検査で肝機能障害を指摘された。
- 人間ドック、検診などで胆石や胆のうポリープを指摘された。
対象疾患
- 良性疾患
- 胆石症、総胆管結石症、膵炎、ウイルス性肝炎・肝硬変など
- 悪性疾患
- 原発性肝癌、転移性肝癌、胆のう癌、膵臓癌など上記のような疾患に対して、薬物療法はじめ、外科的治療、放射線治療などにより適切に対応いたします。
B.鼠径ヘルニア外来
1.鼠径ヘルニアとは?
大腿の付け根付近が膨隆する病気です。内臓を包む腹膜という膜が、筋肉などの隙間から袋状に脱出する病気です。
袋状に脱出する臓器は小腸が最も多く、『脱腸』と呼ばれたりもします。基本的には、手術治療でしか治りません。
2.当院での治療法
腹膜鏡下手術(TAPP法、TEP法)を中心に、開腹法(Mesh&Plug法、リヒテンシュタイン法)と多くの術式が可能となっております。
ヘルニアの状況に合わせて最適な術式を選択しています。
C.大腸・肛門外来
1.良性疾患
内痔核、痔瘻、肛門ポリープ、大腸ポリープ、炎症性腸疾患など
2.悪性疾患
大腸癌、直腸癌など
担当医師紹介
一般・消化器外科
櫻井 嘉彦さくらい よしひこ | |
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副院長 外科部長 |
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専門分野 |
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資格 |
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医師コメント | 消化器・一般外科領域を担当します。当院外科は良好なチーム医療のもと、腹腔鏡手術などの低侵襲手術はもちろん、抗がん剤治療などを用いた集学的治療を行っています。良性疾患(虫垂炎や鼠径ヘルニア、胆石症など)も短期入院手術で対応します。 |
荒井 勝彦あらい かつひこ | |
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外科科長 |
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資格 |
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医師コメント |
クリニック並びに病院の総合診療科外来を担当しております。研修終了後、胃腸疾患を中心とした消化器外科分野において臨床に研究に従事しておりましたが、鍼灸師である父親の影響で鍼灸・漢方などの東洋医学治療にも修練を積み、現在、西洋医学と東洋医学の良さを生かし総合診療に努めております。 |
伊吹 省いぶき しょう | |
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消化器外科医長 |
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資格 |
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医師コメント |
専門分野は肝臓、胆管、膵臓領域および肝移植ですが、良性、悪性問わず消化器疾患に幅広く携わっております。 |
中山 祐次郎なかやま ゆうじろう | |
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資格 |
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医師コメント | 大腸がんの手術について確実で痛みの小さい方法をこだわった診療を心がけております。 |
實方 秀道さねかた しゅうどう |
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鬼頭 文彦きとう ふみひこ | |
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非常勤 |
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資格 |
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医師コメント | 湘南東部クリニックで外科、消化器科、甲状腺疾患の外来を担当しております。長年消化器、特に肝胆膵疾患の外科を専門にしておりました。現在は、外来業務が主ですが、月曜日の午後は手術のお手伝いをしております。 |
北郷 実きたごう みのる | |
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非常勤 手術支援 |
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資格 |
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医師コメント |
外科関連施設認定
- 日本外科学会外科専門医制度修練施設
- 日本消化器外科学会専門医修練施設
- 日本消化器内視鏡学会認定指導施設
- 日本消化器病学会認定施設
- 日本がん治療認定医機構認定研修施設
- 慶應義塾大学外科学教室関連施設
NCDについて
当院は日本全国の外科症例の全数把握を目的としたデータベース作成を行う一般社団法人National Clinical Database(NCD)に参加しています。