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当院整形外科の東山礼治医師が考案した、新しい足首の捻挫を治す手術手技(ALC-Triangle)がビデオ付きの英語論文に掲載されました
外側距踵靭帯LTCLを治す手術(再建術)です。インターネットで調べた範囲では世界初の報告となります。どなたでもご覧になれますので、以下のサイトからアクセスして下さい。
個人情報を省いておりますが、実際の手術動画ですので苦手な方は文章だけをご覧下さい。
東山医師からの、追加説明です。
「足首の捻挫では重症な場合、足関節だけでなく距踵関節(距骨下関節とも呼ぶ)も損傷し不安定となることがあります。このALC-Triangleという手術では、前距腓靭帯ATFLと踵腓靭帯CFLを再建すると同時に外側距踵靭帯LTCLを合わせて再建します。これにより、足関節とすぐ下にある距踵関節(距骨下関節)の外側がとても安定します。LTCLは全ての人に存在する靭帯ではありませんので、全員に必要な手技ではないかもしれません。しかし踵腓靭帯CFLを再建する際に仕方なく外側距踵靭帯LTCLを切除しないといけない場合があるため、この方法によりその問題が解決します。スポーツの盛んな湘南、茅ヶ崎エリアだけでなく、世界には多くの患者様が捻挫の後遺症で苦しんでおります。海外の医師や患者様に知って頂くことで、少しでも皆様のお役に立てればと考えております。日本語論文では無料で皆様がご覧になれるものがないため英語であることをご容赦下さい。」
なお、東山医師考案のATFL/CFL再建術とATFL修復再建術(AAARR)も、過去の当院のお知らせコーナーに紹介されておりますのでご参照ください。
また、東山医師は2020年4月より茅ヶ崎駅前に改築中の茅ヶ崎中央病院で外来診療を開始致します。併せてご報告申し上げます。
東山 礼治ひがしやま れいじ | |
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資格 |
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医師コメント |
世界初の足首の鏡視下靭帯再建術を複数報告しております。最新で安全な手術で皆様の足首を治療させてください。 |